四月十二日。後書き

なぜタイトル変えたかって言うと、
タイトルでネタバレしてるかな?と……思いまして。
当時考えてくださったSさんごめんなさい。
当時アンケート募らせて貰って、
22票(だったかな?)集めて1位だったのに、ごめんなさい。
「Pure Engagement」素敵なタイトルでした。

ネタは「きょうはなんのひ?」っていう絵本からです。
指令を順に追っていき、最後にその紙片を並べて、
一文字一文字拾って繋げて、現れた文は?……てな。
当時、虎鉄はこういうサプライズ好きそうよねーと思って書いた文。
それは、今も思ってるけれど。

2005年の文なんで、15年経ってます。
当時高3だったら、もう33才?!

この文の終わりのほうで、虎鉄は猪里にプロポーズしてるんですが、
33才の彼らは、私の頭の中では、
一緒に住んでて、毎日とっても仲良くしてます。

大学は福岡と東京とかで離れ離れになったけど、
その間それぞれ他の人と付き合ったりもしたけど、
違う空の下で、想い続けてて、
心の奥底にいるただ一人の人だとお互い思ってたら良い。

で、いよいよ、自分の気持ちに嘘がつけなくなって、玉砕覚悟で会いに行く。

これはもう時間の問題で。
同じ二つのコップに水が入ってて、少しずつ増えていく。
二つとも、溢れる寸前。
どっちが先に溢れさせるのか?
溢れさせたほうが会いに行きます。大学卒業して何年か後。


虎鉄の場合。

虎鉄が福岡まで猪里を迎えに行く。
親父にせびったブルー・シェヴィー(byユニコーン「ツイストで目を覚ませ」)で。
ブルー・シェヴィー画像検索したら、なんか凄かったので、適当な車で。
虎鉄は私の中では”卒の無い男”、”スポーツ全般得意”というイメージなので、
東京か埼玉から福岡まで一人で卒なく走らせます。
途中寄ったSAで「会ってくれるかNa……」
なんて思いながら缶のおしるこ飲んだら良い。
お揃いの指輪はしっかり付けてます。


猪里の場合。

猪里が埼玉か東京に押しかけるっていうのも良いです。
きっと猪里は、もらった指輪は机の引き出しとかに持ってて、
失くさないように財布に入れて飛行機で移動。
虎鉄の住所(たぶん一人暮らし)は、
十二支野球部のOB住所録(個人情報漏洩の観点から存在しないかも)か、
虎鉄の実家行くか電話して、虎鉄母から聞くのもアリかな。
まあ、こんなまどろっこしいことしなくても、
勇気を振り絞って、ラインか何かで聞けば良いんですよね。
「○日、東京行くけど、会える?」とかね。
でも、突然現れるほうがインパクトがな……あるからな……
そりゃもう段違いにあるからな……

虎鉄の部屋のチャイム押す前に、
指輪つけようかどうしようか悩んで、結局止めておく。
だって怖いから。もし今、虎鉄に彼女がいたら馬鹿みたいだから。
目の前のドア。
彼女が部屋にいて、一緒に並んで出てきたら?などとぐるぐる考える。
そうなったらすぐ帰ろうなんて思う。いじらしいな……猪里😭

−−−数時間前、
母からのラインで猪里が上京してることを知って、
逸る気持ちで指輪を引っ張り出してはめていた虎鉄。

猪里は意を決してチャイム鳴らしてみる。
ドアを押し開いた虎鉄の手、指には指輪。

……良いじゃないか!良いと思ってるの自分ぐらいだろうけど、良いと思う!

どっちが会いに行くほうが良いかな……?

虎鉄編だと、猪里実家の面々がまた出せて楽しいかも。
すったもんだの果てに、
「猛臣さんを僕にください!必ず……幸せにしまSu!しますかRa!」
っていう虎鉄の絶叫が猪里家に響くことになるかも。

猪里編だと、
「背ぇ高ぅなった?」「猪里こそ伸びたんじゃNe?」
なんていうお約束の照れながらの遣り取りもありーの、
お互いの気持ちを思う存分確かめあえるでしょ。

はー、どっちもおいしいな。妄想最高😇


今現在の虎猪も書きたいと常々思ってるんだけど、
二人の職業がネックかな……もうフツーのリーマンでいいかな……
いやいやちょっと待て、ってなかなか考えがまとまらない。
何の仕事に就かせるにしても、細かい所はよく分からないだろうから、
かなりぼかして書くしかないかな。